2012年01月7日

はじめに

ゲームのちからで世界を変えることができる。

今回は初投稿ということで、ゲームのちからに対する思いを語ってみたいと思います。
多少長くなりますが、お付き合い下さい。

出会い

私が「ゲーミフィケーション」という言葉を知ったのは、2011年の11月のことでした。
大学時代にゲーム産業の研究をしており、その後もずっとゲームについての思いを抱え込んでいたにしては、遅いスタートだったような気がします。

しかし、多くのゲームを楽しむ人にとってそうだと思いますが、
「『ゲームのちから』というのは非常に大きいものだ」という認識自体はあって、
それをどう生かしていけばいいのだろう、というモヤモヤした感情をずっと抱え込んで生きてきました。

気分が落ち込んでしょうがなかった時、この動画を見ました。
Jane McGonigal: Gaming can make a better world

http://www.ted.com/talks/lang/ja/jane_mcgonigal_gaming_can_make_a_better_world.html

(ジェーン・マゴニガル 「ゲームで築くより良い世界」)

彼女の言っていること全てが腑に落ちました。
それからはずっと調べる作業が続きました。
「ゲーミフィケーション」という言葉に出会いました。
すぐに、勉強会に次々と参加しました。
「シリアスゲーム」という分野の存在も、再認識しました。
確信はさらに強い確信に変わっていきました。

ゲームのちからをみんなで考えたい

そして、ある思いに至りました。
単にゲーミフィケーションにこだわらず、ゲームのパワーそれ自体を見つめてみたい、
また、それは一人で見つめるものではなく、
ゲームのパワーを信じる人たちで一緒に考えるべきだ、ということです。

そういった思いで、このページのタイトルは

「ゲームのちからで世界を変えよう会議」

という名前にさせて頂きました。

「ゲームのちからの理解・実践」を通じて、沢山の仲間を集めて、世界の悪いところを変えていきましょう!

では何を考えればいいのか?
それは、これから皆さんで考えていきましょう。
でも、自分は個人的に以下のようなことを考えています。

ゲームのちからってそもそもなんだろう?

物凄く根源的な問いになってしまいました。
Gamification Wikiによれば、ゲーミフィケーションの定義はこうです。

“Gamification typically involves applying game design thinking to non-game applications to make them more fun and engaging.”

超訳すると、ゲームの要素として構成されている手法を抽出して、ゲームではない分野に当てはめ、もっと面白く没頭できるものを作る試み、とでも。
でも、ゲームの要素として構成されている面白さの根源って何でしょうか。
それが分かれば、どんなメーカーでも大ヒットするゲームを創ることができるのではないでしょうか。
ゲームというものそれ自体が、高速で動くチーターのような、野生の存在です。
我々がしようとしていることは、その野生のチーターを乗り物にしようという試みなのかもしれません。
そう考えると、チーター=「ゲームの根源的な面白さ」について、もっと考える必要がありそうです。
おそらく、永遠のテーマになりそうですが。

正しいカタチでゲームのちからを認識したい

ゲーミフィケーションはマーケティングの一手法に留まるものでしょうか。
自分はそうは考えていません。
現実のあらゆる問題解決に対して、ゲームのちからは有効だと思います。
先ほどのジェイン・マクゴニガルの言葉を借りれば、”gameful”な問題解決とでも言いましょうか。
また、その使い方も問題になります。
単にゲーミフィケーションのフレームワークを当てはめるのではなく、色々な試行錯誤が必要でしょう。
使う側が、良い考えをもって野生のゲーミフィケーションが暴走しないように乗りこなさなければならないのではないでしょうか。

軽やかなゲーミフィケーションを実践していきたい

上の二つと若干矛盾してしまうかもしれません。
しかし、もっと気楽にゲーミフィケーションを考えれば良いと思うのもまた事実です。
難しく考える必要はありません。
何しろ、これはゲームなのですから。

たくさんの人が、自分の身の回りの小さな問題の解決のために、ゲームのちからが使えるとしたら、素晴らしいと思いませんか?

今のところ私はプログラミング能力に乏しいのですが、2012年内にはゲームのちからを充分に活用したプロダクトをリリースすることを目指します。
そのためのプロジェクトメンバーも募集中です!良かったら是非。

色々書きましたが、日本のゲーム産業がこれまで培ってきたちからは、海外にも引けを取りません。
是非みんなの力で、この分野を盛り上げ、ゲームのちからで世界を変えていきましょう!

コメント

  1. Rie20002000 より:

     ゲームの要素として構成されている手法を抽出して、ゲームではない分野という部分を役立てる
    というところに惹かれました。

    東日本大震災以降は気象などの情報を必要としている人は多いと思います。

    とくに
    地震速報
    http://twitter.com/#!/earthquake_jp
    非公式気象庁新着情報
    http://twitter.com/#!/unofficial_jma

    などは、気象庁の緊急地震速報、および海上情報の高波と暴風雨警報を教えてくれる
    ありがたいものです。

    しかし、Twitterにはあってもfacebookには無いので
    私のようなfacebook派の人間のためにフェイスブックにも
    情報ボットをいろいろ揃えて欲しいと思ってしまいます。

    そういう欠けたものを補う作業を積み上げていくなかでまた、
    何か新しい発見があるかもしれません。

    そもそもボットはFPSゲーム手法の一部ですよね?

    自動ロボットと同じものにスパムメールで使われるクローラがありますがゲームを作るにしても
    他人に迷惑をかけるゲーム製作だけはやめてほしいです。
    これなどは良い例です。

    http://b.hatena.ne.jp/articles/201009/1696

    4月2日~15日にかけて愛知県在住の男性が、自身が作成したプログラムを用いて
    岡崎市立中央図書館のWebサイトに延べ3万3000回のアクセスを繰り返した。
    これは立派な犯罪です。

    多くの人に迷惑をかけているにもかかわらず
    「この程度のアクセスでダウンする図書館側のサーバーに問題がある」
    「Webサーバーなどからデータを取得する目的でやった」などと
    罪を摩り替える、このような愚かしい人間にだけはなって欲しくないと思います。

    自分の身の回りの小さな問題の解決のためだけを考えると犯罪に巻き込まれるかもしれません。
    できれば、犯罪を取り締まるゲーム開発にもちからを充分に発揮してください^^

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