2012年09月18日

ゲーミフィケーション専門会社ASOBIEに遊びに行ってみた(前編)

8月初旬、ゲームのちからで世界を変えよう会議の一行は、
日本初(!)のゲーミフィケーション専門会社「アソビエ」さん(以下、「アソビエ」)の元に伺いました。

8月に本格始動したばかりのアソビエは、何を考えて会社を立ち上げたのか?
「ゲーミフィケーション」を使って、何を変えていくつもりなのか?

アソビエ 代表取締役CEOの安部一真氏に、
ゲームのちからで世界を変えよう会議が独占インタビューを決行しました。

なお、アソビエでは、同社初のゲーミフィケーションワークショップ
RPGに学ぶ「社員を魅了する」チームリーダーになるためのゲーミフィケーション活用講座
を2012/09/29(土) 14:00 ~ 17:00に開催します。

こちらも良いセミナーになるよう、ここで告知という形で支援させて頂きますー。

それでは、以下インタビューです。

Noah(ゲームのちからで世界を変えよう会議)
この度は会社の立ち上げでお忙しいところ、お時間をいただき有り難うございます。
ゲームのちからで世界を変えよう会議では、ゲーム産業でこれまで培われてきた技術やノウハウを現実世界に活かすというテーマで活動をしています。最近ではゲーミフィケーションという言葉をよく聞くようになってきていますが、ゲームのちからで世界を変えよう会議ではそれに限らず、シリアスゲームやARGなどを含めた様々な取り組みについて普及・実践を目指しています。
2月から定期的にゲームクリエイターの方や、ゲーム研究者の方、ゲーミフィケーションを実践されている方、ゲーム開発者の方などをお呼びし、様々な方式でディスカッションをしてきています。今回は、ゲーミフィケーションをテーマに会社を立ち上げられた方がいらっしゃるということで、お話をお伺いに来ました。よろしくお願いいたします。
安部氏(アソビエ)
こちらこそ、よろしくお願いします。昨年の3月まで経済産業省というところで仕事をしておりました。実は、最終官職は原子力安全保安院電力安全課という、ど真ん中直球のところでして(笑)
そんな、ゲームと全くもって正反対のところにいたのですが、もともと「国をよくしたい」という漠然とした思いを高校時代から考えていて、計丸5年公務員生活をやってきました。
Noah
はい。
安部氏
その中で見えてきた僕なりの問題意識は、「組織」。
日本の起爆剤となるべきサラリーマンが、時にチャレンジせずにサボっていたり、自分のことだけを考えていたりということが結果的に経済発展を停滞させている一因かなと。
そんな風に、労働のあり方を考えていたときにゲーミフィケーションという考え方を知りました。ゆめみ・深田社長の本には、「可視化をする」だとか「競争させる」、「レベルをつけさせる」といった概念が登場しますが、僕はもっとも遠い組織にいるんじゃないかと(笑)。
ただ、そう言った組織は官僚組織に限ったものではなくて、実は似たような状況に陥っている大組織もあるのではないか。ゲーミフィケーションの要素を、労働のあり方や人材教育のあり方に応用することで、日本経済の起爆剤にならないものかと思い、一念発起して仲間とアソビエという企業を立ち上げることにしました。
Noah
なるほど、確かに、日本経済停滞の一つの要因として、個々人のモチベーション低下という要素はある気がしますね。アソビエでは、事業目的もゲーム及びゲーミフィケーションに関する業務となっていますよね。
安部氏
ええ。
Noah
ゲーミフィケーションといっても、幅広い定義があると思いますが、どういったことをゲーミフィケーションと定義し、どのようにそれを組織に活用していくのでしょうか。
安部氏
先ほどの問題意識にもつながっているのですが、我々は「顧客の心をどう掴むか」ではなく、「組織内部の人の心をどう掴むか」にフォーカスしていきたいと思っています。
ゲーミフィケーション自体は、まだまだウェブマーケティングの分野の概念と捉えられている向きもありますよね。
Noah
そうですね。我々の団体でも、もっと広い活用の仕方があると思い、活動を続けています。
安部氏
僕らとしては、そちらで会社として競争を行なっていくよりは、少し視点を変えて、人材教育だとか、業務管理といったような部分にゲーミフィケーションを使えないものかと思っています。そして、「明日からどう活用していくのか」という具体的な部分も含めて、セミナーやワークショップ、コンサルティングを行なって行きたいと思っています。
また、今後は自社でウェブサービス、アプリケーションのローンチも考えています。これも、領域はウェブマーケティングで顧客をどうつかむかというよりは、BtoB領域や、社内活用を中心に考えています。

(参考:アソビエ資料より、競合他社とアソビエの参入領域。クリックで拡大)

Noah
組織の中で人材教育で困っておられる会社さんに対するお手伝いをしたい、というのは、安部さんの経産省官僚としてのご経験の中で意識されてきたもの・・・というわけですね。
安部氏
おっしゃるとおりです。なので顧客の候補としては例えば僕らみたいなベンチャー企業、スタートアップの企業というよりは社歴10年20年30年ぐらいで、「偉大なるゴール」っていう部分が見えづらくなっているところ、末端の従業員の方々がルーティンワークに陥っているようなところ・・・
そこで、管理職の方なり企画担当の人が「変わらないといけないな」という問題意識は持っているといような方々が顧客の候補、顧客になりうるかなと思っています。
Noah
私の本業の会社の方もコンサルティングしてほしいぐらいですね・・・

後半へ続く。

コメント

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